わが国の介護保険制度は、高齢化率がピークとなる2025年を目指して地域包括ケアの考えのもとに充実・整備が進められています。この中で、介護老人保健施設は単なる老人ホームではなく、リハビリテーションが充実した在宅復帰施設、在宅生活支援施設としてさまざまなケアの相談にも対応する地域に根差した施設と位置づけられています。
介護老人保健施設そよかぜは、地域のあらゆるニーズに応えられるように、併設機関(施設の概要参照)と連携して地域包括ケアに貢献したいと考えています。
施設長
介護老人保健施設は、医療、看護や介護、リハビリテーションを包括的に提供し、利用者様の尊厳を守りながら、生活機能の維持向上を目指し、家族様や地域と協働しながら安心して自立した生活を続けられるように支援することを目的とした介護保健施設です。
当施設では、利用者様の意思を尊重し介護が必要になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けていただけることを目指し、入所、短期入所(ショートステイ)、通所リハビリテーションの3つの介護サービスを軸に、医師、看護師、介護士、理学・作業療法士、言語聴覚士、介護支援専門員、支援相談員等が常に連携を図りながら支援活動を行っております。
また、筑波学園病院との緊密な連携による医療的サポートのみならず、併設の訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅介護支援の各介護サービス提供事業所との連携によりスムーズな在宅復帰を図ることのできる体制を整えています。
以下の職種が常勤しています。
身体機能の維持・向上、生活動作練習、趣味活動など、ご自宅で生活される中で本人様や家族様の「こんなことができたらいいな」「またやってみたいな」などの希望に合わせて個別のプログラムを行います。
「病気をしたから・・・」「もう年だから・・・」そんな気持ちに負けず、一緒に元気にリハビリをしましょう!
病院を退院した後など、集中的にリハビリを行うことで、心身機能や生活能力などの早期回復を図ります。
専門家の言語聴覚士が常勤で勤務しております。病院でのリハビリが終了した方も、引き続きリハビリを受けることが出来ます。
口腔機能が低下し、食事や飲水の際の嚥下などに支障が出ている(今後出る恐れのある)方に対し、個別で、口腔清掃ケアの指導や、摂食・嚥下機能に関する訓練やケアを行います。
その日来所された利用者様全員で、集団体操を行います。昼食後ですが、眠気に負けず、皆さま頑張っています!
必要に応じてご自宅訪問をし、生活環境の確認やご自宅でお困りのことの確認をいたします。福祉用具の紹介や提案、家族様に向けた介護方法のアドバイスなども行います。
身体機能の維持・向上、生活動作練習、趣味活動など、今後の生活につながる個別のプログラムを行います。
入所から一定期間、集中的にリハビリを行うことで、心身機能や生活能力などの早期回復を図ります。
専門家の言語聴覚士が常勤で勤務しております。
訓練を行うだけでなく、ご自宅に退所された後の事も考慮したうえで食事形態(ごはんやおかずの硬さなど)の検討も行います。
毎日の起立訓練、上下肢運動、すみれ体操などを行います。
ご自宅への退所に向け必要に応じてご自宅訪問をし、生活環境の確認や本人様や家族様が心配な事の確認をいたします。福祉用具の紹介や提案、家族様に向けた介護方法のアドバイスなども行います。
今までできていたことができなくなってきた、退院して自宅での生活に不安がある。介護の仕方が分からなくて心配など、困っていることはありませんか?
訪問リハビリテーションでは、利用者様の生活の場にお伺いして、安心・安全にその人らしい在宅生活が継続できるように、心身機能の維持・向上、日常生活の自立、趣味や役割の再獲得・継続ができるよう支援いたします。
利用者様の状態や生活環境に応じて実施しますので内容はひとりひとり異なります。
「こんなことが楽にできるようになりたい」、「こんな生活がしたい」などの希望を担当者にお伝えください。
以下の職種が常勤しています。
介護部は利用サービスの質の向上を考え、日々奮闘を続けています。
施設を利用する方々は、様々な事情から、新しい環境の中で再び生活を築かなければならず、精神的負担も予測されています。
その中で、利用者様へ寄り添い療養環境を整えリハビリのしやすい環境を作り日常生活のサポートをさせていただいています。
生活介護として、食事・排泄・入浴の基本的なサービスから、利用者様のケアプラン(生活支援計画)の作成、生活リハビリやリハビリ職員と連携した機能回復訓練の実施、認知症ケアとして「学習療法」も実施しています。日常での関わりが他職種よりも近い立場の私たちは、日々の利用者様の体調の変化をいち早く気づく事も多く、その長所を生かして看護部とも連携し、体調管理を維持する手助けをさせていただいています。
その他にも、定期的なレクリエーションの企画も行い月例の大きな行事から、毎日の頭を使う頭脳レク・体を使ったレクの実施も行っています。栄養科職員と連携する利用者様が調理する料理レクなどもあり種類豊富なサービス提供もしております。
介護部は、日常生活の中で利用者様が笑顔で生活できる時間を増やし安心・安楽な生活を提供していきます。
以下の職種が常勤しています。
「私たち看護師は、そよかぜを利用してよかったと思って頂けるように、笑顔を絶やさず、心温かな看護を実践します。」
利用者様一人ひとりに、安全で美味しい食事を提供できるよう、利用者様との対話を大切にし、ご意見等を食事に反映させています。
利用者様一人ひとりに合わせた食事内容、形態嗜好に配慮した食事の提供を行います。
身体・食事状況から栄養状態を評価・判定し、利用者様本人・家族様の意向を踏まえ、本人様に合った栄養ケアを行います。これにより、疾病の予防・改善、褥瘡の発症リスクを下げる等、QOL(生活の質)の向上に繋げます。
医師、看護師、管理栄養士、リハビリ、介護福祉士が連携し、最適の方法で栄養ケアをするチームをNSTといいます。
栄養状態や褥瘡の有無を調べ、栄養介入が必要かどうかを判断し、それに基づき個々にあった栄養管理方法を選択します。介入後はモニタリングを行い、栄養管理方法の効果の判定を行い栄養改善と共に栄養障害の発生を予防しています。
利用者様の健康の維持・増進のため、多職種で検討し立案した栄養ケアプランのもと1人ひとりに合わせた栄養管理を行っています。
当施設では栄養サポートチームやミールラウンド(“口から食べること”を続けていくための支援)より、多職種と連携し、健康的にそして安全に美味しく食事を楽しんで頂けるよう努めています。
また、季節にちなんだ行事食やセレクト食、ユニット調理(調理レクリエーション)やおやつイベントなど「食」を通して楽しみを持ち生活して頂けるよう栄養科スタッフ一丸となり日々取り組んでいます。
介護保険制度において主要な役割を果たす職種のひとつが介護支援専門員です。
介護支援専門員は同じ資格ではありますが、自宅で生活をされている方を支援する介護支援専門員と施設などで生活される方を支援する介護支援専門員とがあり、支援の過程などにおいて若干の違いが見られます。
施設における介護支援専門員は、利用者様本位の施設ケアを実現していくため、利用者様一人ひとりに配慮した質の高い「施設サービス計画」の作成に関する業務を施設で勤務する他の職種との連携を図りながら担当しています。
当施設では、勤務する介護支援専門員を「施設介護支援専門員」と呼び、利用者様や家族様に満足していただくことのできる施設での療養を提供するため、以下の点を重点項目として「施設サービス計画」の作成を行っています。
内部及び介部研修への継続的な参加を通じて、施設介護支援専門員としての資質向上に努めています。
支援相談員は、介護老人保健施設独自の職種です。
社会福祉の専門的見地から、利用者様や家族様が抱える心理、社会的問題の解決を図るための援助、地域包括ケアシステムの理念に基づいて、その人らしく地域で暮らしていただく事ができる事を目指した在宅復帰支援を地域の多職種との連携を図りながら行います。
施設を利用される利用者様とその家族様の支援を行っています。
建物構造 | 鉄筋コンクリート3階建 |
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延床面積 | 4,246.46m2 |
利用定員 | 入所(100名) ※ショートステイ4床含む 通所リハビリテーション(40名) |
各室 | 療養室:1人室16室、4人室21室 診察室、機能訓練室、浴室(特殊浴、一般浴)、食堂、談話室、調理室、洗濯室、理容室、介護教室、デイケアフロアー、サービスセンター、ADL室、事務室 |
設立 | 一般財団法人 筑波麓仁会 |
理事長 | 藤澤 順一 |
施設長 | 西嶋 由貴子 |
併設機関 | 筑波学園病院 筑波学園病院訪問リハビリテーション 総合ケアセンター (指定居宅介護支援事業所そよかぜ) (訪問看護ステーションそよかぜ) |
併設医療機関 筑波学園病院
ホール
一般浴室
機能訓練室
食堂・談話室
療養室
サービスステーション
お囃子ボランティアを招いての納涼祭、運動会、年忘れ会、カラオケ大会など、楽しい行事をたくさんご用意させていただいており、利用者様に楽しんでいただいております。
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3月 |
お花見ドライブ
新茶イベント
納涼祭
現在、ボランティア募集は行っておりません。
ご了承頂けますようお願い致します。